日本手術看護学会近畿地区 活動報告  2014年5月31日 和歌山セミナー感想
   
    2014年5月31日 和歌山セミナー 役員感想
 
役員から

5月末日。今年度最後のセミナーとなりました。和歌山は日中 気温が30度を超える夏日となりましたが、90名近くの参加があり 暑さに負けず盛況なセミナーとなりました。参加頂いた皆様、ありがとうございました。今回の会場は和歌山城のすぐ傍にある和歌山商工会議所で開催されました。和歌山城の天守閣が青空に映え、赴きのある通りに面しています。学びに来てはいるのですが、観光のようでちょっと得した気持ちにさえなります。

13時から始まったセミナーは講義とハンズオンの2部構成で行われました。認定看護師 溝口先生による講義では手術体位の条件から弊害、その発生機序、各体位のポジショニングのポイントなどの内容で、とても分かりやすく説明して頂きました。ハンズオンでは6人の認定看護師がインストラクター役となり仰臥位・砕石位、伏臥位、側臥位を各ブースに分かれ、実際の手術台を使用してポジショニングを行いました。やはり実際に見て体験する事は学びが大きく、参加者の皆様の明るく興味津々な表情が印象的でした。質問も多く聞かれ、自施設に持ち帰ることも多くあったのではないでしょうか。

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6月より平成26年 新年度となります。大阪・兵庫・京都地区の3学会が合併し近畿地区として生まれ変わりますが、大阪ブロックでは和歌山・奈良でのセミナーも25年度と同じように企画し準備しているところです。是非ハンズオン形式のセミナーも取り入れていきたいと検討しています。まずは6月21日、神戸国際会議場で第1回 近畿地区総会・講演会が開催されます。皆様の多くの参加をお待ちしています。  

3時間に及んだセミナーは瞬く間に終わりましたが、17時前の外はまだ明るく、そして暑く。帰路前に飲んだビールの美味しい事と言ったら…和歌山土産はやはり紀州梅の梅干し。持って帰って早速お茶漬けにしました。甘いのもしょっぱいのもそれぞれ旨く、ビールと梅干しはハンズオンに限るなと結論した実行役員でした。

藍の都 脳神経外科病院
手術室師長 渡久山 裕作