2013年6月22日 奈良麻酔セミナー 「手術看護に活かす麻酔の知識 ~基礎から応用まで~」
 
 
  役員から
 

季節外れの台風が九州地方に上陸していましたが,古都 奈良では天気にも恵まれセミナーは大成功で終えることができました。 当学会初めての奈良県でのセミナー開催という記念すべき日となり、役員一同大変喜ばしく思います。

今回のセミナーのテーマは『手術看護に生かす麻酔の基礎知識』ということで,奈良県立医科大学麻酔科医師の阿部先生,大阪大学附属病院手術室認定看護師の手塚先生、ドレーゲルメディカルジャパンの佐藤先生に講演して頂きました。阿部先生からは『手術室看護師が必要な麻酔の知識』という題目で、麻酔の導入から覚醒までの一連の流れの中で麻酔の基礎的な知識を非常に分かりやすく御講義頂きました。手塚先生からは『手術室で頼られるあなたになるために』という題目で、手術体位や合併症を有する患者の麻酔における留意点や急変時の対応など、幅広く御講義頂きました。 佐藤先生からは『麻酔器の基礎』という題目で、麻酔器の構造やトラブル時の対応など、分かりやすく御講義頂きました。



どの講演も日々手術看護を実践する中で、すぐに役立つ内容だったと思います。 参加者の皆さまのさらに良い手術看護に繋がることを期待しています。 今後も大阪だけではなく奈良や和歌山でのセミナーを計画しています。詳細が決まり次第お知らせいたします。

次回も多くのご参加をお待ちしています。



藍の都脳神経外科 
手術室 師長 渡久山 裕作

医療法人 東和会 第一東和会病院
手術室 師長 五明田 和也