日本手術看護学会近畿地区 活動報告
   
   2019年10月26日  滋賀ブロックセミナー 報告
 

2019年10月26日【土】午後より、滋賀ブロックにおいて今年度初めての「麻酔セミナー」をiMEPニプロホールにて開催しました。 講師には、済生会滋賀県病院 副院長 野土信司先生をお迎えしました。 第1部として「脊椎くも膜下麻酔中の患者をもっと安全で快適に~山ほどある、看護の力でできること~」、第2部として「今から始めたい手術安全への新たなアプローチ レジリエントヘルスケア事始め」と題して、お話しいただきました。 参加者は62名(会員29名、非会員33名)でした。

講義は、先生も初めての試みと言われていた「リアルタイム投票システム」を使用されました。先生の質問に対し受講生がスマートフォンで返答すると、リアルタイムに前の画面にその結果がすぐ現れるという、受講者参加型の研修でした。受講者は熱心に返答していました。  

第1部では、日常多数実施されており、また、麻酔科介入されない事がある「脊椎くも膜下麻酔」について、患者安全確保のために手術室看護師が知っておくべき、知識を教えていただきました。  第2部では、まだ新しい概念である「レジリエント・ヘルスケア」「新しい医療安全概念 Safety-Ⅱ」について講義いただきました。 医療安全対策として、今回、学んだ事を少しでも、現場に活かせていただけると幸いです。