日本手術看護学会近畿地区 活動報告
   
    2014年12月20日  大阪・奈良・和歌山ブロックセミナー 報告・感想
 

年末の忙しい20日に今年最後のセミナーを開催しました。

この日は朝からの雨で寒い一日となりましたが、300名を越える参加者が集まりました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
今回は大阪看護協会レモンホールで麻酔セミナーとして、大阪府立成人病センター麻酔科主任部長の谷上博信先生をお招きし『実践に活かせる麻酔看護 急変時対応編』と題しまして、講演頂きました。先生の話に参加者は興味深く聴講している様子がわかりました。受講後にみんなで『おっさんの血管』を探していました。

認定看護師さんからの活動報告では、大阪警察病院で手術室師長であり、手術室認定看護師でもある濱田弥生先生の講演でした。 自施設での活動を報告して頂き、聴講している参加者が参考になる有意義な時間でした。



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麻酔セミナーとは違う2階フロアでは、各メーカーによる企業展示も行われました。 大盛況でした。ご参加頂いた企業のみなさん、ありがとうございました。



参加者からの感想


奈良県立医科大学病院 酒元 正輝

当院でも今年度の急変を経験し、反省と今後の対策のため、急変時対応について、看護師麻酔科と話し合いを持ちます。 谷上先生がお話しくれた通り、施設よってできる対応がかわると思うので、麻酔科、看護師、外科医と話し合いを持てる場を持つことが大切だと思いました。 普段から考えておくことが大切であると感じた。

 

大阪大学医学部附属病院 渋谷 絵津子

手術室内で起こる危機的状況についての具体的な事象や対策を知る、いい経験を得ました。 部内での学習で知識と備品の所在の確認を全スタッフで共有し、シミュレーションも加えた活動をくり返す重要性を学びました。

 

今後、日本手術看護学会 近畿地区は来年度の活動に向け、努力してまいります。
ホームページやはがきなどでお知らせ致しますのでよろしくお願いします。



日本手術看護学会 近畿地区 大阪・和歌山・奈良ブロック
第一東和会病院 手術室 五明田 和也