日本手術看護学会近畿地区 活動報告
   
    2014年7月12日・9月20日 兵庫ブロックセミナー 感想
 

短い夏も終わり、もうすっかり秋めいてまいりました。

兵庫ブロックで毎年好評の麻酔セミナー基礎編(7/12)、応用編(9/20)が開催されました。
講師は大阪市立総合医療センター手術部部長 奥谷龍先生です。
基礎編では169名、応用編では156名の参加がありました。

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<基礎編>

  1. 麻酔科医の役割と周術期管理の重要性
  2. 麻酔器・麻酔関連薬剤
  3. モニタリング
  4. 術前評価から術後管理まで
  5. 周術期の感染管理

<応用編>

  1. ラテックスアレルギー
  2. 麻酔中の危機管理
  3. 心臓疾患を有する症例に対する術前評価と麻酔管理
  4. 腹腔鏡下手術の麻酔管理
  5. 産科麻酔
  6. 新生児・小児麻酔
  7. 緊急手術の麻酔管理
  8. 災害対策

~研修生の声~
「麻酔の基礎知識や実際に現場で行っていることが結びつき実践に生かせる内容であった」
「最新のデータや情報を知ることができ、わかりやすくてとても充実していた」
「最近大量出血事例を経験したので、自分がどんなことに気をつけないといけないかがよく分かった」
「学んだ内容を、自施設で伝達講習をしていきたい」
「今実施していることの意味を再認識することができた。後輩にも理由づけしながら自信をもって説明できます」

手術室看護師と“相思相愛”の奥谷先生は最新の麻酔について楽しく分かりやすくご講義いただき、充実した時間を過ごすことができました。

三田市民病院  手術室 赤井信濃
県立西宮病院  手術室 糸田昭美
姫路赤十字病院 手術室 守山聡美