当日の朝は大阪市内でも珍しく積雪があり、小雨がぱらつく寒い一日でした。
全国的に極寒で交通網の乱れもありましたが、120名以上もの参加があり、本当にありがとうございました。
今回のセミナーは「患者に優しい麻酔・周術期管理」をテーマとして、大阪大学大学院医学系研究科集中治療医学講座助教の柴田晶カール先生に御講義頂きました。
日頃、麻酔科医が考えている管理を知ることで、お互いに理解を深め、チーム医療の充実を目指す内容になるようにお願いしていました。
よく手術室で見かける麻酔科医を例に、麻酔科に求められるものとして、ありのままを忌憚なく紹介してくださいました。麻酔の教科書には載らないようなところまで掘り下げた内容でした。カール先生が中心となって行っている「TAP blockの話」は勿論のこと、「気道確保器具の話」、「全身麻酔中の夢の話」、「帝王切開の麻酔の話」から、今回のテーマの「患者に優しい」が、よく伝わったと思います。 参加者の皆様が熱心に聞き入ってくださり、3時間があっという間に経ちました。 会場内に手術看護認定看護師によるコンサルテーションブースを設け、セミナーの休憩時間とセミナー終了後に認定看護師が応対しましたが、お役に立ちましたでしょうか?
今後も続けて参りますのでよろしくお願い致します。
大阪大学医学部附属病院
手術部看護師長 安藤 昌代
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